初めてのセルフヘナの方法、まず何を準備したらいいの?
初めてのセルフヘナはどうやってやるの?
お家でセルフヘナをはじめたいけど、何を準備してどうやってするのかわからない?
私は現役の美容師です。当店はヘナのお客様がとても多いのですが、遠方からのお客様も多くいらっしゃいます。ナチュラルヘナで白髪染めは1ヶ月に1回程度がお勧めですので、遠方からご来店されるお客様には『お家でセルフヘナ』をご来店のまでの間に1回程度する事をご提案しています。
この記事に来られた方の中には美容室が苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、セルフヘナ、ホームヘナなら安心して出来ると思いますので最後までご覧ください。
何を準備するかは後ほど書きますね。
ナチュラルヘナを頭に塗る方法が自信がないという方も多くいらっしゃいますが
これは慣れるしかありません。
サロンでやるように刷毛で塗る方法もありますが
一番やりやすいのは『手塗り』です。
左手で髪を取り分けて右手でヘナを塗ります。
塗るというよりも、ヘナを頭皮にのせる感覚です。
たっぷりとのせてください。
この時のポイントは左手の指先がヘナで汚れないようにすること
左手が汚れると毛束の先の方にヘナが付きます。
すると、髪が絡んで髪を取り分けにくくなるからです。
まああまり神経質にならないで、豪快に塗布してください。
ヘナ染めはヘアカラーのように毛髪にダメージが起こりませんし、
髪の染まりムラも目立ちにくいです。
(市販のホームカラーだと塗りムラは染まりムラになります)
ヘナを大量に塗布したらラップをまいて
ラップの上から両手でぎゅっぎゅて手で押さえながらヘナを地肌や全体になじませてください。
ヘナ染めは体が冷えると言われますので冬場は暖かくしてお過ごしください。
放置タイムは2時間から4時間くらいで大丈夫です。うっかり寝てしまって6時間とかなっても大丈夫です。
おいている時痒みや違和感を感じたらすみやかにお流しください。
ちなみに市販のヘアカラーの場合は説明書通りの時間を必ずお守りください。(20~30分)
ヘナならどれでも同じだろうから、安いヘナを使って染めようとする方もいらっしゃるかもしれませんが
安いヘナは理由があると思います
安いヘナ葉を使っている
ヘナ葉以外の安い植物(アワル)が混ぜてある。
それらのため発色をよくするために酸化剤や科学染料が混ざっているケースも多いようです。
実際インドなどで流通しているナチュラルヘナからジアミン系色素が検出されることもあり、毎年多くの人がアナフィラキシーで緊急搬送されるそうです。
日本にそういうヘナが流通していないことを願います。
せっかく女性の体に安心なナチュラルヘナ染めをするのなら
信頼できるヘナをご使用ください。
そして、フレッシュなヘナがさらにベストです。
それではヘナ染めの準備をしましょう
ボールと料理用のスケール
ゴム手袋(ビニール手袋でもOK) 泡立て器 ハケ(なくてもOK)
写真にはありませんが、コームと髪を止めるクリップがあると便利かも
あと、床が汚れますので床にビニールシートか新聞紙を敷き詰めて
椅子が汚れる場合もありますので注意してください。
セルフヘナの場合はサロンでする様なカラークロスがないので
100%洋服が汚れる覚悟で挑みましょう。
もちろん、前開きのシャツなどで簡単に脱げる洋服です。(これ重要)
使用するヘナは安心のハナヘナです。
袋を開けるとこんな感じです。
匂いが優しいのがハナヘナのナチュラルヘナの特徴です
(ヨモギや乾草のような匂いです)
お湯で5倍くらいに溶いてください
お湯の温度は60度くらいがお勧めです。熱すぎると染まりが悪くなります。
固すぎると水分不足で染まりが悪くなりますが
柔らかすぎると塗りにくく塗った後も垂れてきますので
自分なりのベストの柔らかさを見つけてください。
つづく
最後まで読んでいただき有り難うございます。 随時見直し構成、更新していきますので今後ともよろしくお願いします。 よろしければ読者登録、ブックマークお願いいたします。